【 連環:LINK 】

  3Ecafeプロジェクトチーム公式サイト (新設予定)  Twitter

  Circolo 3E (新設予定:家具・家電・本などのリユース推進グループページ)

  つくば3Eフォーラム (つくばを環境都市にするためのネットワーク)


【 索引:INDEX 】

  基本情報:「3Eカフェ」・3Ecafeプロジェクトチームについて

  「3Eカフェ」企画情報
       2008年(第3,4回)
       2009年春夏(第5,6回)
       2009年初秋(第7回)
       2009年晩秋(第8回)
       2010年冬春(第9回)
       2010年秋~2011年秋(第10-14回)
       2011年冬~(第15回~)

       つくば3Eフォーラム
       チームマネジメント
       発表・報道・受賞の記録

  学生向け:新メンバー歓迎
       ミーティング報告
       メンバー紹介
       "裏3E":Eat, Enjoy, Entertain!
       カフェ(喫茶店)&スイーツ!

  3E News CAFE
       環境都市(エコシティ)つくば

  筑波大学の環境活動
       3R+1 EcoCycle
       小さいエコ見つけた!

  出張レポート

  特集記事
       ほっきょく通信
       地域のエネルギー
       日本最大級の環境展示会 エコプロダクツ展
       日本の環境戦略
       未来は僕らの手の中!

  その他"カフェ企画"情報

  イベント情報

  嶋村さんのお絵かき録


PR

本広告は、一定期間更新の無いブログにのみ表示されます。
ブログ更新が行われると本広告は非表示となります。

  

Posted by つくばちゃんねるブログ at

2009年11月17日

再び逆転できるか!?

太陽電池セルモジュールの2009年第2四半期の出荷量が、総出荷量、国内向け出荷量ともに過去最高を記録したという発表がありました。

第1四半期と比べてもかなり伸びていて、特に国内向け住宅用は83260kwから136684kwと、凄まじい伸びです。
これも政権交代の効果でしょうか。

太陽電池セルの国内向け出荷量が2.7倍に――2009年第2四半期統計
ECO誠:http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0911/16/news064.html

ちなみに民主党のマニフェストには、以下のように書かれています。
○全量買い取り方式の再生可能エネルギーに対する固定価格買取制度を早期に導入するとともに、効率的な電力網(スマートグリッド)の技術開発・普及を促進する。
○住宅用などの太陽光パネル、環境対応車、省エネ家電などの購入を助成する。
(出展元:http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/pdf/manifesto_2009.pdf

11月1日からスタートした新たな買取制度に関してのサイトもオープンしているみたいですね。

太陽光発電の新たな買取制度ポータルサイト
http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/index.html
恥ずかしながら、今知りました^_^;

最後に、こんな画像を入れて終わりたいと思います。(パブリックドメインで提供されている画像です。)



これから、このグラフがどうなっていくのか、久々に楽しみになるニュースでした(^-^)


天沼  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 23:33Comments(4)日本の環境戦略

2009年10月17日

10/23(金)午後「コペンハーゲン合意の全体像に迫る」

3Eカフェ@雙峰祭、盛況のうちに終了しました~^ー^。
一日は雨や嵐に見舞われるとされる雙峰祭で、今年は史上珍しく3日間とも晴天続きでした。

僕らの企画は「学内研究企画」としても異例の動員数だったようで、驚かれていました。
やっぱり学園祭の中心地を会場に選んでよかったですね!
(中心にするか辺境の地にするかで激論してたんですよ...。)


さて学園祭シーズンの間にいろいろとイベント情報が舞い込んでいるので掲載していきます。
ああもうそうこうしてるうちにコペンハーゲン会議まであと1か月ちょっとなんですね>_<。
僕が授業のない金曜午後に行われるものが多いようなので、久々に行ってみようかなと思ってます!

―――――
■「地球温暖化を防ぐためのコペンハーゲン合意の全体像に迫る」
  コペンハーゲン会議(COP15)まであと1ヶ月半


日 時 2009年10月23日(金)13:30~18:30

会 場 東京ウィメンズプラザ 視聴覚室
(東京都渋谷区神宮前5-53-67、TEL:03-5467-1711)

アクセス JR渋谷駅徒歩12分、東京メトロ表参道駅(B2出口)徒歩7分

主 催 気候ネットワーク

内 容:
世界はいまどのような合意をしようとしているのでしょうか?
現在、交渉のテーブルにのっているコペンハーゲン合意案とその課題、
合意の鍵を握る国のポジションと動向、それから、合意に盛り込まれる
個別の問題の論点に関する最新情報をふまえ、合意の全体像に迫ります。
ぜひご参加ください。  続きを読む


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 03:12Comments(0)日本の環境戦略

2009年10月06日

環境危機時計、戻る!

旭硝子財団が発表している"環境悪化に伴う人類存続の危機の指標"「環境危機時計」の針が、世界全体では11分、日本では34分戻ったそうです。危機から若干遠ざかったということです。

 環境危機時計:11分戻る - 毎日jp(毎日新聞): 2009年09月09日
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090909-00000074-mai-soci
 地球環境アンケート:環境危機時計 - 財団法人 旭硝子財団:
 http://www.af-info.or.jp/questionnaire/clock.html

記事ではオバマ政権の誕生が影響したと分析されていますが、日本の針が大幅に戻ったのは鳩山政権の「25%削減(1990年比)」指針のためですね。発表の2日前に、選挙後公式な場で宣言したのが報道されました。

 asahi.com(朝日新聞社):鳩山氏「温室ガス25%減」と明言 地球環境フォーラム
 http://www.asahi.com/politics/update/0907/TKY200909070164.html?ref=goo


この目標達成にあたり家計などにどれほど負担がかかるのかを、目下小沢環境相が算出し直しているところです。従来はひと家庭に年間何十万円もかかるとされていましたが、これは前政権に有利ないくつかの条件をつけての試算だったことが報道されてしまいました。

新たな分析結果に期待です。


ヤマモト  続きを読む


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 09:59Comments(0)日本の環境戦略

2009年09月11日

「-25%」により えもいわれぬ表情(実現!)で岡田さんが

前回の続きです!)
岡田さん&シロクマの写真 キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
                 (↑わざわざ検索して出しました。)

 asahi.com(朝日新聞社):「恥ずかしい数字は白紙」民主・岡田氏、温暖化で熱弁 - 政治:
 http://www.asahi.com/photonews/TKY200909100315.html ←写真
 http://www.asahi.com/politics/update/0910/TKY200909100315.html ←記事

岡田さんにしては(?)よく映ってるじゃないですか

さらに昨日いなかのおばあちゃんから"夜7時の(NHK)ニュースで見ましたよ"とメールで報告が!>_< 確実に全国ネットってことですね!


「MAKE the RULE」キャンペーン公式サイト
 新政権への花束アクション「Yes 25%, Go for 30%」 | MAKE the RULE(メイクザルール):
 http://www.maketherule.jp/dr5/node/988
このキャンペーンのキックオフイベントのときのおどろおどろしいシロクマもだいぶかわいくなってますね。

あとは今日の朝刊が楽しみです。昨日はだいぶ平和だったんじゃないかと思いますし。
図書館で全紙の一面見てこようかな


ヤマモト@シロクマそのものに興味はないけど  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 08:54Comments(0)日本の環境戦略

2009年09月09日

「-25%」により えもいわれぬ表情(予測)で岡田さんが

以前このブログでご紹介した、環境政策を考える学生団体「Japan Young Greens」の方から緊急のお知らせが届きました!


―――――
みなさま

民主党が総選挙で圧勝し、昨日の鳩山さんの1990年比-25%という発言もあったように、
新しい政権では温暖化対策に対しても変化が見られそうです。

日本全国のNGOが繰り広げる温暖化に対する「Make the RULE」(メイクザルール)キャンペーンから、明日の緊急アクションのお知らせです。

★民主党の岡田克也幹事長、福山哲郎政調会長代理も出席するとのことです★

産業界は民主党のマイナス25%への反対姿勢を表明し始めているので、
市民が温暖化政策への動きをサポートしていくことをアピールする狙いとのことです。


================================================
○●MAKE the RULEキャンペーン●○
Yes 25%, Go for 30 %
温暖化対策を強化する鳩山新政権へ期待を込めて
30本のバラの花束を贈ります!
================================================

中期目標2020年に30%削減を掲げるMAKE the RULEキャンペーンでは、民主党が新政
権を担うにあたって、温暖化対策で中期目標を「25%削減」へと強化することを歓迎
するとともに、民主党がマニフェストでも示されたキャップ&トレード型の排出量取
引制度、地球温暖化対策税の導入、再生可能エネルギーの全量買い取り制度を実現し
ていただきたいことを表明したいと思います。

【日時】9月10日(木)15:00開始 (受付:14:30~)

【場所】衆議院第一議員会館第四会議室

【内容】
15:00~15:20 議員会館会議室にて要望書とバラの花束をお渡します
 ご出席者:民主党 岡田克也 幹事長
          福山哲郎 政調会長代理
 贈り元:MAKE the RULEキャンペーン・シロベエ実行委員長、WWFパンダ
     MAKE the RULEキャンペーン法案委員長 浅岡美恵
     MAKE the RULEキャンペーン事務局長 平田仁子 
     WWF ジャパン 小西雅子 ほか

 15:30~ 議員会館前にて、シロクマのシロベエ実行委員長や
      WWFのパンダとともに「Yes 25%, Go for 30 %」を表明する
      アクションをします。(雨天中止)

【主催】MAKE the RULEキャンペーン実行委員会
【共催】WWF ジャパン

【連絡先】MAKE the RULE キャンペーン実行委員会事務局
     Email:  jimjim[[@]]maketherule.jp

―――――

これほどのインパクトがあるパフォーマンスなら、ニュース番組でも取り上げられそうです!

えもいわれぬ表情でシロクマから花束をもらう岡田氏!

全国ネットで放送!そして翌日の朝刊では1面を飾るんですねわかります^ー^。



ヤマモト@明日世界が平和でありますように。確実にあさっての1面に載ってもらうために。  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 21:12Comments(0)日本の環境戦略

2009年08月27日

「新エネルギー世界展」レポート Ⅱ.燃料電池&水素自動車!

6月に行ってきた「第4回新エネルギー世界展示会」のレポートです。

 第4回新エネルギー世界展
 http://www.renewableenergy.jp/top.html

燃料電池車(FCV: Fuel Cell Vehicle)特集。ハイブリッド、電気自動車の次は燃料電池か!
↓着々と実証実験進行中のもよう。




水素ステーションで水素を補給し、車に積んだ燃料電池を動かすので大規模なインフラ投資が必要な分野です。将来的にはガソリンスタンドが補給機能を担うのかな?

韓国のエネルギー研究所を見学したときもその敷地内に試験的に造られた水素ステーションを見てきましたが、実証実験してるとは聞きませんでした。この分野はやはり日本が進んでいるのだと思います^ー^。

 ↓自動車会社の動き
 トヨタ『FCHV-adv』と、各社の水素燃料電池車プロジェクト | WIRED VISION
 http://wiredvision.jp/news/200806/2008061120.html

 ↓エネルギー会社の動き
 燃料電池車普及に向け、新日石など13社が水素供給・利用技術研究組合を設立
 http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20397858,00.htm


ヤマモト@Twitterは"ツイッター"じゃなくて"トゥィター"  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 13:54Comments(0)日本の環境戦略

2009年08月16日

「新エネルギー世界展」レポート Ⅰ.オーストリアさん!

2つ目の連載、6月に行ってきた「第4回新エネルギー世界展示会」のレポートです。

 第4回新エネルギー世界展
 http://www.renewableenergy.jp/top.html

会場は幕張メッセ(結構遠かった...)。エコプロダクツ展と同様、広大なホールに大企業・中小企業・大学/研究機関・行政機関などがブースを並べ、新技術とそれを活かした製品・サービスを紹介する――といったイベントです。エコプロダクツが一般の人も対象にしているのに対し、こちらでは来場者の8割方が企業関係者のようでした。


つくば―東京がバスの遅れで遠く、東京駅で京葉線に乗り換えるのが遠く、そして幕張の駅から会場までが遠く・・・。会場に着いたころには基調講演のプログラムが進んでいました。




↑オーストリア大使館員の方のプレゼン


進捗が報告されたオーストリア(カンガルーはいませんよ!)の環境政策から。

太陽光、風力、バイオマス...と目新しい新領域があるというわけではありませんでしたが、"必要なことを(当然のごとく)着実に実行している"という印象が強かったです。日本だと環境政策が産業界などのしがらみにより無力化されたり、(エコポイント・エコカー減税のような)有力業界に都合のよいものしか実現しないのが普通ですが・・・。中規模国家であるだけに身軽に対応をとれるということだと思います。

特に自国の森林資源を有効活用するというのがオーストリアならではのところです。"木材をチップ化して暖房用燃料に"、日本も森林国家ですがこれはまだ政策ではなく民間NPOが細々とやっている程度でしょう。


存在感は地味ですが、このような堅実な国があると世界は安心な気がします。
冷戦中からスイスと並ぶ永世中立国であり続けるオーストリアに興味を持った方はこちらを。


ヤマモト@戦国ブームの次は国際関係ブームさ!  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 10:22Comments(0)日本の環境戦略

2009年08月09日

「温暖化防止の仕組みづくり×政策の比較!」その四

3Ecafeブログでも政治・政策への関心と投票率向上を呼びかけていきます!ぜひ、このブログを参考に環境政策を見比べて投票先を考えてみましょう>_<)b


7/11(土) Japan YoungGreens
「温暖化防止の仕組みづくり×政策の比較!」 メモ Bパート (Aパートはこちら
 レポート:「温暖化防止の仕組みづくり×政策の比較!」その壱 その弐

 ◎主催:Japan Young Greensのプレゼン(発表資料はこちら
 (以下、一部を除きこの発表資料より引用)

 判断材料とした、各政党の対温暖化政策
 【自民党(2008年6月11日)
  「地球温暖化対策推進本部中期報告 最先端の低炭素社会構築に向けて」
 【公明党(2008年6月6日)
  「北海道洞爺湖サミットに向けた地球温暖化対策に関する提言」
 【民主党(2009年4月24日)
  「地球温暖化対策基本法案」
 【共産党(2008年6月25日)
  「地球温暖化の防止に、日本はどのようにして国際的責任をはたすべきか」
 【社民党(2008年6月19日)
  「地球温暖化防止戦略いまこそエネルギー政策の転換を」

各党の環境政策で、
 ・温室効果ガス削減の長期(2050年)・中期(2020年)削減目標と基準年
 ・再生可能エネルギーの、固定価格買い取り制度
 ・炭素税
 ・排出量取引
についてどのような姿勢がとられているかを比較

○温室効果ガス削減の長期(2050年)・中期(2020年)削減目標
         【基準年】      【長期目標】    【中期目標】
 自民党:長期は"現在"・中期は"見直し"  60-80%削減    "今後発表"
 公明党:"(現行の1990年から)見直し" 80%削減を"視野"   25%削減

 民主党:     1990年        60%以上削減    25%削減
 共産党:     1990年        80%以上削減    30%削減
 社民党:     1990年        80%以上削減    30%削減

○再生可能エネルギーの、固定価格買い取り制度
 自民党:"検討"、現行制度(※RPS法)を強化
 公明党:現行制度の見直し
                 ※電力会社に一定割合の再生可能
 民主党:導入          エネルギーを購入するように義務付ける
 共産党:導入
 社民党:導入

○炭素税                  ○排出量取引
 自民党:税制全体での"検討"        自民党:"検討"
 公明党:"検討"              公明党:"検討"

 民主党:導入               民主党:2011年を目途に制度設計
 共産党:導入               共産党:慎重な検討を経た上で導入
 社民党:導入               社民党:2010年を目途に導入


他、
 ・厳しい削減目標を設定しても、多少の時間差で同程度の経済成長が達成できる
 ・新しいグリーン企業の成長や、対策を講じない場合の被害・費用が算定されていない
 ・世界各国では「グリーンニューディール」政策がとられている
ことなどを確認

どの党の環境政策を支持するか、模擬投票を実施  →結果はこちら  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 09:00Comments(0)日本の環境戦略

2009年07月16日

「温暖化防止の仕組みづくり×政策の比較!」その参

7/11(土) Japan YoungGreens
「温暖化防止の仕組みづくり×政策の比較!」 メモ Aパート (Bパートはこちら)
 レポート:「温暖化防止の仕組みづくり×政策の比較!」その壱 その弐
 
◎基調プレゼン 環境NGO「気候ネットワーク」桃井氏
 経歴:学生時代...オゾン層保護の学生団体 → 議員秘書 → NGO職員
 「気候ネットワーク」:1998年4月発足。京都議定書を機に成立した市民ネットワーク。
 日本はじめ各国の京都議定書履行をチェックするなど。スタッフ6名。各地に会員を持つ。

 ・日本が温室効果ガス削減に消極的だとして贈られる不名誉な賞「化石賞」を頻繁に受賞
 "国際的枠組み成立の足を引っ張る"と。
 
 ・京都議定書の約束期間は2008-2012年。その後の枠組み「ポスト京都」についての国際交渉が2009年12月のコペンハーゲン会議から本格開始

 ~「ポスト京都」について~
 EU、環境NGO"+2℃未満に平均気温上昇を抑える"
 新興国&途上国"先進国は全体で-25-40%の中期目標を決めるのが当然"

 ・現在、日本のCO2排出の
     25%・・・発電所から(石炭火力発電が1990年比3倍に。古い発電所も多い。)
     25%・・・その他大規模事業所から
 ・購買力平価を基準にした場合、日本はGDPあたりのGHG排出量はEUの2倍     


それらを受け、
Make the RULE キャンペーン 2008年8月~
 日本政府・政党・政治家に対し、
 ①中長期的な温室効果ガス削減目標
 ②GHG削減に貢献する主体・行動に利益を、逆行する主体・行動に負担を与えるルール
 ("環境成果主義")の制定を求めるキャンペーン。署名実施→国会提出

 【社会運動】+【メディア露出・著名人の賛同】
                      →→→【国会・政府】⇒"ルール"の策定
 【署名活動】→→【地方議員・議会】


☆日本のルールの甘さ
 ・「温暖化対策推進法」
 ・「省エネ法・トップランナー制度」...エネルギー効率は上がったが、家電の大型化を招く

☆法律による成功例
 ・USカリフォルニア州 マスキー法による自動車排ガス規制
  制定後燃費向上競争が発進
 ・日本のトップランナー制度も、エネルギー効率向上の競争を確かにもたらした
   →規制強化によって、産業は刺激される!


☆来る衆院選でのポイント
 ・(その党の)中長期目標は科学に基づくか
 ・具体的な削減施策はあるか
 ・構造転換を見込んでいるか
  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 19:00Comments(0)日本の環境戦略

2009年07月14日

日本の温室効果ガス削減目標が決まります!その七

次の連載はサイエンス・ビジネス的連載を予定しています。なのでいま少し政治分野へのお付き合いを・・・^-^;ゞ

麻生首相が「2020年までに、2005年比-15%(=1990年比-8%)」と発表した温室効果ガス削減中期目標。これは決定前に国民から意見を募集する「パブリックコメント」が行われ、10,000通以上の意見が集まったそうです。

 環境市場新聞(メジャーなニュースサイトではパブコメ結果の記事が消去...)
 中期目標 国民意見1万通超す 最多は「90年比4%増」
 http://econews.jp/news/econews/_1_904.php

まあ・・・産業界と環境NGOなどがこぞって意見を送ったために(1990年比)「+4%」と「-25%」の二極化という結果になったようですが^_^;。


実は3Ecafeプロジェクトチームも、このパブリックコメントに意見を提出しました!
とはいっても一からみんなで検討したわけではなく、僕が担当となって書いたわけですが...。

   ――本文はけっこう長いのでこちらのページで         
   「地球温暖化対策の中期目標に対するパブリックコメント」


この意見書では、現政権の傾向を踏まえ(1990年比-25%を打ち出すことはありえないだろうと)「-15%」案を支持するとしています。いちばん緩い「+4%」案から少しでも遠ざかればという感じです。

さらに、一般の企業や環境NGOなどがそんなに出さないだろうと思われる理由を挙げてせめてもの差別化を図りました。

 ・一応僕のフィールドである「国際関係」的観点から、日本の方針("すべての主要国が削減に参加すべし")と新興国・アメリカ・EUの主張を並べて説明したり、
 ・経済成長が、(ムダな活動でもプラスになる)GDPのみによって測られている点を疑問視したり、
 ・環境への鈍さによって将来の日本の国力が落ちることを警告したり ――

と、多様な観点を結集させて「1990年比-15%」案支持を述べてみました。
締め切りの1時間前に送信。

ま、これも実績ということで。
(大学HPとかに載らないかな~)


ヤマモト@お国に物申す  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 16:00Comments(0)日本の環境戦略

2009年07月14日

「地球温暖化対策の中期目標に対するパブリックコメント」

2009/05/16
筑波大学 3Ecafeプロジェクトチーム

地球温暖化対策の中期目標に対するコメント

 「3Ecafeプロジェクトチーム」は、筑波大学の学生有志による組織で、筑波大学が主唱する「つくば3E(環境Environment、エネルギー Energy、経済Economy)フォーラム宣言」の趣旨に同調し低炭素社会・環境都市の実現に向けた提言活動を行っています。

筑波大学 つくば3Eフォーラム http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~eeeforum/index.html
3Ecafe HP http://t3ecafe.me.land.to/
3Ecafe ブログ http://t3ecafe.tsukuba.ch/


≪3Ecafeプロジェクトチームによる意見≫

(1)我が国の温室効果ガスの中期目標(2020年)は、どの程度の排出量とすべきか
 私たちは、「1990年比-15%」(シナリオ⑤)を支持する。その理由は以下のとおりである。
  続きを読む


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 16:00Comments(0)日本の環境戦略

2009年07月13日

「温暖化防止の仕組みづくり×政策の比較!」その弐

前回の続きです。

学生団体「Japan Young Greens」の企画で、各政党の環境政策を比較調査した発表を踏まえ、"(環境政策で)投票するならどこの党?"という模擬投票を行いました。

 発表資料はこちら(Japan Young Greensサイト内)
 http://www.yanguri.com/event/3ki-siryou/090711/090711/ondanka-seisaku090711.ppt


現有議席数や世論調査の支持率とは異なる興味深い結果が出たんですよこれが。
発表を聞いた印象では政権交代に備える民主党が有利かなと思ったんですが、30数人の投票中、最多得票は民主党でも自民党でもなく、共産党でした。




企業のポテンシャルを信頼しつつも、産業界に対し毅然とした姿勢で臨むとする記述が評価されたのではないかと思います。あと党HPであくまでわかりやすい説明がなされていた点と。民主党は、最新の情勢を踏まえて政策を更新し、しかも実際に法案の形で国会に提出している点が評価されたのでしょう。(現実性に配慮して目標値は他の野党より若干緩めだったのがこの場では理解されなかった?)


ざっとまとめましたが、各政党の環境政策のページのアドレス、講演内容のメモなどとってあるので詳細記事を書く予定です!

衆院選も迫っていますし、今後長期にわたって日本の命運を左右する『環境政策』の観点からも支持政党・候補者を考えてみましょう!


ヤマモト@選挙の開票特番に目が離せない  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 15:00Comments(0)日本の環境戦略

2009年07月12日

「温暖化防止の仕組みづくり×政策の比較!」その壱

最近記事が環境政策の話題にかたよってしまってるかな?^_^;ゞ
ビジネスとか新技術、文化(トレンド?)とかのテーマもバランスよく出していきたいですね~。

とりあえず今日は環境政策どまんなかの話題です。
環境政策を考える学生団体の「Japan Young Greens」さんのイベント「温暖化防止の仕組みづくり×政策の比較!!」に参加してきました。

 Japan Young Greens(ジャパン ヤング グリーンズ)
 http://www.yanguri.com/
 開催報告 http://www.yanguri.com/event/3ki-siryou/090711/index.html




最初に環境NGO「気候ネットワーク」の方から、地球温暖化に対する政策の重要性と日本の政策の鈍さを指摘するプレゼンがあり、続いてJapan Young Greensの学生がまとめた各政党(自民・公明・民主・共産・社民)の環境政策を発表するという流れでした。

各党のHPの調査と電話インタビューにより、「温室効果ガス削減長期・中期目標」・「排出権取引」・「炭素税」などの論点について、各政党がどのような主張をしているか、その書き方ははっきりしているか曖昧か、他の先進国と比較するとどうか――を調べた結果が、わかりやすくまとめられた発表でした。

 当日プレゼン資料(Japan Young Greensサイト内)
 http://www.yanguri.com/event/3ki-siryou/090711/ondanka-seisaku090711.ppt

特に自民・公明の与党が、よく考えられたような政策を並べつつも「~を検討する」と結んで逃げ道をつくっているという指摘には注目しました。政策で"検討する"という語尾が使われた場合、実施にはかなり消極的だということを表すそうです。


政策の中身についての発表とともに、別の学生団体による若者の投票率向上の取り組みの発表もありました。若者世代は人口比が小さい上に投票率が低く、これでは"民主的に"高齢者重視・若年層と将来世代軽視の政治が行われてしまう、と。このテーマ、僕も前々から危機感を持っていたので大いに共感しました。

 ivote MAIL project http://www.i-vote.jp/
 未来は僕らの手の中プロジェクト http://www.shonan-senkyo.net/


各政党の環境政策の差を知った上で、どの党の環境政策がいちばん評価できるか、参加者全員で模擬投票を行いました。ひっじょーに興味深い結果が出たんですが・・・、今日はだいぶ書いたので結果は次回!>_<)/


ヤマモト@チャンネルはそのまま!
(7/14 「当日プレゼン資料」リンク切れ修正しました)  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 14:40Comments(0)日本の環境戦略

2009年07月10日

日本の温室効果ガス削減目標が決まります!その六

気づいたらこのシリーズ、"その伍"を載せてから1か月以上経ってしまってたんですね...-_-;

先月盛んに報道されたのでご存じの方も多いでしょうが、日本の温室効果ガス削減中期目標、麻生首相は「2005年比-15%」と発表しました。このブログで使ってきた1990年比の数値にすると「-8%」。数字の大きいほうで言うあたり、"国民ウケ"を狙ってるように思えますね。

海外の反応。

 温室効果ガス:日本の目標に一層の削減努力促す EU委員 毎日.jp 2009年6月17日
 http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20090617k0000e030039000c.html

 国連総長:日本の温室効果ガス削減目標に失望 毎日.jp 2009年6月26日
 http://mainichi.jp/select/world/news/20090626k0000e030019000c.html


この発表後、テレビやWebニュースではやはり"目標達成のためには負担がこれだけ増える"論が多く報道されていたような気がします。"GDPの成長を前提としているのだから、所得も伸びるとした上での計算だ"という説明は聞かなかったなぁ・・・。まさか世に言う"スポンサーの圧力"で?

また、メディア(特にテレビ)が発信する情報は、できるだけ多数の視聴者が理解できるようかなり単純化されたものであるという点にも注意する必要があるでしょう。日本のメディアは、広告料もありますが「広範囲の一般大衆が見聞きする」ことによって支えられています。見聞きさえしてもらえれば、成り立つ。それによってニュースの場合人々のわかりやすいレベルまで伝えるのがやっとということになります。わかりにくいレベルまで話を進めてしまうと受け手(特にテレビの視聴者)は離れてしまう、と。

この話題の場合、一般の人々にとって"将来GDPが成長して所得が増える"という仮定が理解されないとメディア側に判断されたのではないでしょうか?今の日本では想像しにくいし、家計負担が増えることのほうが確定度が高くしかも刺激的な情報です。


"刺激的な情報で、人々の注目を集める"・"多くの人々に見続けてもらうためには、情報は単純でなくてはならない"・・・メディア自体、人々の単純な人気によって力を得ている面があることを忘れてはいけないでしょう。少し前にいくつもあったらしい"温暖化はウソ・ホント"論争の番組はそれで支えられた代表例ですし、他方これを政治でやったのが小泉政権ということになりますね。

(もちろん「数値目標」も単純化された話題ですから、これほど注目されているわけですが。)


さて、国内世論と国際公約の影響を受けて、とりあえず間をとった目標を発表した形の政権与党。これからEUやアメリカの目標が順次明らかにされ、日本との差が明らかになっていくかと思われます。さらに衆院選が近づくにつれて「1990年比-25%」の目標を提唱する民主党との差にも注目が集まるのではないでしょうか。今後もこの話題には目が離せません。


ヤマモト@政治部(自称...。)  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 09:00Comments(0)日本の環境戦略

2009年07月08日

マグネシウム×太陽光レーザー!

「次世代エネルギー」に、新たな可能性が登場しました!
これまで石油に代わる大規模エネルギー源としては、原子力や水素が挙げられてきましたが、マグネシウムと太陽光レーザーを組み合わせて社会を動かす新エネルギーとしようという研究の記事です。東京工業大が舞台です。

 世界は、石油文明からマグネシウム文明へ WIRED VISION
 http://wiredvision.jp/blog/yamaji/200907/200907031401.html

要約すると、「太陽光を集約してレーザー光を作り、海水を淡水化すると同時にマグネシウムを分離。そのマグネシウムを水と反応させて火力発電を動かす。(65字)」。
 ・マグネシウムは固体なので水素のように厳重な管理はそれほど必要なく、
 ・海水や砂漠の砂、太陽光といった無尽蔵に近い資源を利用するので枯渇の心配がなく、
 ・需要急増中の淡水も生産でき、
 ・既存の火力発電設備が活用できる
といった魅力があるとのことです。

技術の中身については詳しくは分かりませんが、これが単にエネルギー(源)を生み出すシステムとしてだけでなく、海水を淡水化する装置としても十分価値を持つところが注目点です。アラブ諸国がこぞって投資するようですから・・・。


ヤマモト@筑波大と東工大の連携は?  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 08:00Comments(0)日本の環境戦略

2009年05月31日

日本の温室効果ガス削減目標が決まります!その伍

ブログを書くのにもバイオリズムというか、調子のいい時期と気が向かない時期がありますね。僕だけでなく他のメンバーにも書いてもらいたいんですが・・・^_^;

さ、気を取り直して温室効果ガス削減中期目標についての続報です。


以下は5/23,24日の記事。世論調査が行われた結果の発表です。

 温室効果ガス削減、「7%減目標」が最多 懇談会が世論調査(産経)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090524-00000570-san-soci

相変わらず産経は「+4%」にしたいようですね...。
"「+4%」を支持するのは15.3%、「-25%」を支持するのは4.9%"とだけ書いて、一見消極派が積極派を大きく上回っているように思われますが、実は"「-15%」支持が13.5%もいる"ことが隠されています。↓この報告書の5ページに回答の割合が載っています。

 「地球温暖化対策の中期目標に関する世論調査」の結果(概要)
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai09/09siryou1-2.pdf


こちらは毎日。

 <温室効果ガス>対立の構図変わらず、経済界説得カギに(毎日)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090525-00000007-mai-soci

記事に短く記載がありますが、同じ産業界でも以前紹介した経団連(+4%案支持)とは異なり経済同友会はこの「-7%」の目標値を支持しているとのことに注目しました。

そして結局は"麻生首相が政治判断する"とされています。
サミットに出てから選挙を戦う方針の首相なので、国民にウケる目標を設定するのか・・・?

となると気になるのは民主党側の意見ですよね。一方民主党は...

 数値目標を盛り込んだ地球温暖化対策基本法案を参議院に提出
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=13418

昨年の時点で「-25%」を目標とした法案を出していました。
岡田さんは実は環境政策も重視しているようなので、アメリカ民主党vs共和党のようにこの目標値も選挙の争点になりそうです。


ヤマモト  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 07:00Comments(0)日本の環境戦略

2009年05月14日

日本の温室効果ガス削減目標が決まります!その四

さきほどYahoo!ニュースで発見。

 温室効果ガス削減の中期目標 国民意見は両極端  Yahoo!ニュース(産経新聞)
 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/heat_trapping_gas_reduction/?1242273045

意見交換会の"現場"では消極的意見が優勢のようですが・・・、一般的な環境シンポジウムやセミナーのようなものが休日午後に開催されるのに対し、これらの意見交換会って平日夜に開かれてるんですよね。僕の知る限りあんまりPRもされてなかったし。

 地球温暖化の中期目標に関する意見交換会について  首相官邸
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/tyuuki_iken/tyuuki_iken_syousai.pdf


それから上記Yahoo!ニュースの関連記事一覧を見てみると、産経は"積極的に"「消極案」を強調しているのに対し、毎日・読売が"消極的に"「積極案」をサポートしているような感じです。

 産経:産業界や意見交換会での「+4%」案支持の意見を強調
 毎日・読売:産業界の「+4%」案に否定的な政府・環境省の姿勢を取り上げる

朝日・日経も(共同通信社系の)同様の視点の記事を掲載していました。
5大紙のうち、上位4大紙が"消極的に「積極案」支持"、最も発行が少ないとみられる産経が"積極的に「消極案」支持"の記事を載せていることは注目すべき点です。

共同通信社系を一つにまとめているからだと思われますが、Yahoo!ニュースでは産経発の記事が頻繁に出ています。したがってWebニュースでは一見消極派優勢のように感じられがちなので要注意ですね。この努力によって世論がそう思わされるなんてことも・・・。


なお、このような見方は新聞政治学(←勝手に命名)の大家であるT先生の影響でもあります。


ヤマモト@これからT先生のゼミ  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 15:50Comments(0)日本の環境戦略

2009年05月13日

日本の温室効果ガス削減目標が決まります!その参

引き続き、日本の温室効果ガス削減の中期目標について・・・。

産業界側の意見編です。

 20年の温暖化ガス削減目標、4%増が「合理的」 経団連 NIKKEI NET
 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090512AT3S1203B12052009.html

 地球温暖化対策の中期目標に関する意見提出:社団法人日本鉄鋼連盟
 http://www.jisf.or.jp/business/ondanka/tyuki/index.html

――経済界からすると「限界削減費用」の重みが違ってくるんでしょうね。
セクター別アプローチの考え方のように、先進技術が活かされた分野を評価・推進する仕組みならいいんでしょうが・・・。


 産経新聞の「主張」
 【主張】温室ガス中期目標 実現可能な数値にしたい
 http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090508/erp0905080342000-n1.htm

――京都議定書を根に持ってる印象ですね・・・^_^;。国際政治的に考えると、"新たなテーマに取り組む過程で「ルールを作る側」に回ってしまえば優位に立てる"――EUは1990年台に環境政策戦略を充実させて「作る側」の地位を固めていったということになります。日本も京都議定書からの政策次第では
優位に立てたんですが...。


メディア・NGOからは以下のような指摘や反論がされてたり。

 温室ガスで不都合な試算公表せず 産業界の主張に沿う / 西日本新聞
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/86482


3/17の新聞朝刊に、経団連が目標達成のための国民負担を強調する意見広告(リンク先に画像あり)を出したそうで、それに対しては・・・

 温暖化防止に一世帯で105万円?経団連の意見広告に物申す!:WWFジャパン
 http://www.wwf.or.jp/activity/climate/news/2009/20090317.htm
 
 経団連、温室効果ガス削減中期目標案に批判の意見広告 - エ・ビ・ス Eco Business Study
 http://blog.goo.ne.jp/ebisu7163/e/baea23fc610ee658219842e27c89ab74


僕が情報を調べてみた印象ですが、積極的な目標設定を支持する記事・声明・議論のほうが消極的な意見よりもかなり多いようです。意見を発している主体は新聞・NGO・業界団体・個人..とさまざまですが、「国民的議論」というほどの話題にはなっていない印象です。

選挙の争点になったりするでしょうか?


ヤマモト  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 20:02Comments(0)日本の環境戦略

2009年05月09日

日本の温室効果ガス削減目標が決まります!その弐

昨日の記事に引き続き、日本の温室効果ガス削減の中期目標について・・・。

 地球温暖化対策の中期目標に対する意見の募集(パブリックコメント)について
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai07kankyo/tyuuki_iken_syousai.pdf

↑こんな感じでパブリックコメントが募集されたわけです。
そして昨日ご紹介したブログの記事で、大体の流れはつかんでいただけたと思います。

その後僕が収集した資料の一覧を載せます。
 
 ・上記プレスリリースの添付資料「地球温暖化対策の中期目標の選択肢」
 (アドレス略。上記リンクよりアクセスできます)

 ・NGO・気候ネットワーク http://www.kikonet.org/research/mtt.html
 「『地球温暖化の中期目標の選択肢』の読み方と問題点」

 ・NGO・WWF Japan
 http://www.wwf.or.jp/activity/climate/world/kyoto/2020/index.htm
 「WWFジャパン:中期目標の考え方」
 「中期目標に関する政府の資料の見方」


この他経済界からの意見表明もあったはずですが・・・、
後ほど改めて!


ヤマモト  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 10:21Comments(2)日本の環境戦略

2009年05月08日

日本の温室効果ガス削減目標が決まります!その壱

やっぱり23時台のテレビはWorld Business Sateliteですね!ヤマモトです。
日経系のメディアはさすがに環境情報に敏感だと言えます。
↓こんなふうに評価もされてたりして・・・。

 視聴率に代わるテレビ番組評価 優良放送番組推進会議が発足 - MSN産経ニュース
 http://sankei.jp.msn.com/entertainments/media/090505/med0905050838000-n1.htm

つくばの研究所もしばしば登場していますよ~^ー^。
この前は2日連続でつくばが登場して驚きました。


さて、先日第5回3Eカフェゲストの藤野さんのメッセージで「日本の温室効果ガス削減の中期(2020年まで)目標がもうすぐ決まる」という話題がありましたね。

―――――
4月14日に、日本の2020年の温室効果ガス排出量削減目標値として6つの選択肢が提案され、
17日の地球温暖化に関する懇談会で首相に報告されます。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/

新聞報道によると、1990年比-7%か、-15%かの2つの数字が特に取りざたされています。
一方カナダ以外の主な国は既に削減目標値を公表しています。

そして、4月20日を皮切りに国民との意見交換会が始まり、
4月中旬から5月中旬にかけてパブコメが行われます。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai07tyuuki/siryou6.pdf
―――――

藤野さんからの勧めもあり、僕ら3Ecafeプロジェクトチームとしてもどの「選択肢」が日本のためによいか簡単な意見を提出しようと考えています。提言活動も3Ecafeのコンセプトの一つですからねー。

目下上記の公式資料や環境NGO発行の資料を集めて読み進めているところです。
次回その一覧を挙げますが、まずは↓こちらの個人ブログの記事を見ていただければと思います。この中期目標の設定の話題について簡潔にまとめられています。

 Entrepreneurshipを探る旅 :
 地球温暖化に関する日本の中期目標について考える
 http://entre.exblog.jp/8189726/


ヤマモト  


Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 22:49Comments(0)日本の環境戦略