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2008年09月23日
ほっきょく通信vol.2
事務局熊谷です。
佐藤さんから送られてきたメールを転載しまーす。
----------------------------------------------------
今、私たちの船はベーリング海峡をとおり抜け、北極海でがんがん調査中です。

ベーリング海峡では島がとても近く、生物がたくさんいる気配を感じました。
そして、群れでいるクジラの潮吹きをたくさん見ました。
船との距離はちょっと遠かったけれど、朝日のオレンジ色と相俟ってとても美しい光景でした。
(今はちょっと高緯度で電波環境がよくなくって、業務以外のメールを控えるように言われているんだけど、その期間が過ぎたら軽い写真を送ります)
そして、1週間くらい前からか、ずっと北極海の景色を見ています。夜9時ころまで明るい…。
氷はほぼなくって(それは、船が砕氷船じゃないので海氷のナイところを選んで進んで行っているからなんだけれど、)「ここは北極海!!!」と自分に言い聞かせないと、実感がわきません。
加えて、予想外なことに、ぜんぜん波がなくって揺れません。海はとても穏やかです。波が穏やかなことを「なぎ」と呼ぶんだけれど、いまは「べたなぎ」です。
おととい、この船(みらい)の最北記録を更新して北緯77度22分のところまで来ました。
今は、北緯74度59分、西経144度59分のあたりにいて、そのまま南に南下中です。
今は氷のある北からの風の影響で、寒くなってきています。
で、粉雪が降っています。外は気温マイナス8度程度。
採水中は寒いけれど船の中はぬくぬくなので、心は折れません。
寒いけれど、そとに出て晴れていて天気が良いと、本当に気持ち良いです。
暗黒もしくは灰色の空ばっかり連想していた私にとっては、衝撃的な空の青さの時もありました。
今のところ、シロクマとオーロラには遭遇していません(乗組員の人が見たという情報はありますが)。
まだまだ長い航海、早く見れるといいな。
あ、でもサンプリングの時にクリオネがプランクトンネットにかかったので、冷蔵庫で飼っています。いつも死んでないかが気がかりです。
ちょっと補足すると、この船は、行く海域が決まると、公募で乗りたい研究員を集めます。
そのため、他大学の学生や先生達、研究所の研究員も、人数は多くありませんが乗船します(私もその一人)。
なので、この大学は植物プランクトン、こっちは動物プランクトン、こっちは物理屋さん…とさまざまな研究者が集まって調査します。
ということで、プランクトンの人がクリオネを取ったから、飼っているのです。
いろんな分野の人が乗っている「研究所船」という感じです。
これで出たデータを全体通して把握すると、すごいことが分かってくるのではないかなと思います(ということは私も頑張らねばー)。
今度は、北極海の状況とかを交えながら、メールできるとよいなーと思います。
今回は私の感想文~。
それでは。
佐藤さんから送られてきたメールを転載しまーす。
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今、私たちの船はベーリング海峡をとおり抜け、北極海でがんがん調査中です。

ベーリング海峡では島がとても近く、生物がたくさんいる気配を感じました。
そして、群れでいるクジラの潮吹きをたくさん見ました。
船との距離はちょっと遠かったけれど、朝日のオレンジ色と相俟ってとても美しい光景でした。
(今はちょっと高緯度で電波環境がよくなくって、業務以外のメールを控えるように言われているんだけど、その期間が過ぎたら軽い写真を送ります)
そして、1週間くらい前からか、ずっと北極海の景色を見ています。夜9時ころまで明るい…。
氷はほぼなくって(それは、船が砕氷船じゃないので海氷のナイところを選んで進んで行っているからなんだけれど、)「ここは北極海!!!」と自分に言い聞かせないと、実感がわきません。
加えて、予想外なことに、ぜんぜん波がなくって揺れません。海はとても穏やかです。波が穏やかなことを「なぎ」と呼ぶんだけれど、いまは「べたなぎ」です。
おととい、この船(みらい)の最北記録を更新して北緯77度22分のところまで来ました。
今は、北緯74度59分、西経144度59分のあたりにいて、そのまま南に南下中です。
今は氷のある北からの風の影響で、寒くなってきています。
で、粉雪が降っています。外は気温マイナス8度程度。
採水中は寒いけれど船の中はぬくぬくなので、心は折れません。
寒いけれど、そとに出て晴れていて天気が良いと、本当に気持ち良いです。
暗黒もしくは灰色の空ばっかり連想していた私にとっては、衝撃的な空の青さの時もありました。
今のところ、シロクマとオーロラには遭遇していません(乗組員の人が見たという情報はありますが)。
まだまだ長い航海、早く見れるといいな。
あ、でもサンプリングの時にクリオネがプランクトンネットにかかったので、冷蔵庫で飼っています。いつも死んでないかが気がかりです。
ちょっと補足すると、この船は、行く海域が決まると、公募で乗りたい研究員を集めます。
そのため、他大学の学生や先生達、研究所の研究員も、人数は多くありませんが乗船します(私もその一人)。
なので、この大学は植物プランクトン、こっちは動物プランクトン、こっちは物理屋さん…とさまざまな研究者が集まって調査します。
ということで、プランクトンの人がクリオネを取ったから、飼っているのです。
いろんな分野の人が乗っている「研究所船」という感じです。
これで出たデータを全体通して把握すると、すごいことが分かってくるのではないかなと思います(ということは私も頑張らねばー)。
今度は、北極海の状況とかを交えながら、メールできるとよいなーと思います。
今回は私の感想文~。
それでは。
Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 01:48│Comments(0)
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