
【 連環:LINK 】
3Ecafeプロジェクトチーム公式サイト (新設予定) Twitter
Circolo 3E (新設予定:家具・家電・本などのリユース推進グループページ)
つくば3Eフォーラム (つくばを環境都市にするためのネットワーク)
【 索引:INDEX 】
基本情報:「3Eカフェ」・3Ecafeプロジェクトチームについて
「3Eカフェ」企画情報
2008年(第3,4回)
2009年春夏(第5,6回)
2009年初秋(第7回)
2009年晩秋(第8回)
2010年冬春(第9回)
2010年秋~2011年秋(第10-14回)
2011年冬~(第15回~)
つくば3Eフォーラム
チームマネジメント
発表・報道・受賞の記録
学生向け:新メンバー歓迎
ミーティング報告
メンバー紹介
"裏3E":Eat, Enjoy, Entertain!
カフェ(喫茶店)&スイーツ!
3E News CAFE
環境都市(エコシティ)つくば
筑波大学の環境活動
3R+1 EcoCycle
小さいエコ見つけた!
出張レポート
特集記事
ほっきょく通信
地域のエネルギー
日本最大級の環境展示会 エコプロダクツ展
日本の環境戦略
未来は僕らの手の中!
その他"カフェ企画"情報
イベント情報
嶋村さんのお絵かき録
2009年12月30日
事件は会議室でも起こってるんだ!!

卒論を書くかたわらで、
天沼君の記事を拾って書いていきますよー
(ブログのかたわら卒論?...いやいやw)
今回は昨日のCOP15の記事を国際関係学専攻として拾います。
国際政治の世界では各国がそれぞれ十分に納得するところまでしか合意できないので、こういう場ではありのままの結果が反映されるということになります。国家に"ああしなさい"と命令できる世界政府みたいな存在がないので。
なにか突然変異みたいなことがない限りは、劇的な進歩はないんですね^-^;。だから"過度な期待はしないでください"、といった感じです。(だから僕は国際関係分野にいながら国家ではなく大学とか金融に焦点を当てた論文を書いているわけです)
でも今回のCOP15ではこんなドラマもあったようで・・・。
COP15、鳩山首相も一役 決裂回避、独仏の働きかけ後押し(フジサンケイ ビジネスアイ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/091228/mca0912280501001-n1.htm
こういったギリギリの場面でのやり取りが実は国際政治を動かしてしまう場合もあります。京都議定書採決のときの話は有名ですよね。会議室で起きているほうの事件にまで迫ってみると、国際政治はおもしろいのです。
ヤマモト@
国民「事件は会議室で起こってるんじゃない!現場で起こってるんだ!!」
COP官僚「事件は会議室でも起こってるんだ!!」
記事引用http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091227-00000003-fsi-bus_all
12月28日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
COP15、鳩山首相も一役 決裂回避、独仏の働きかけ後押し
沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題や、25日閣議決定した来年度予算案でのマニフェスト(政権公約)をめぐる迷走ぶりからリーダーシップの欠如もささやかれる鳩山由紀夫首相。しかし、デンマークで18日まで開かれた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の舞台裏では、土壇場で国際協調を保った「コペンハーゲン協定」のとりまとめに一役買っていたことが分かった。
[フォト]COP15首脳会議の全体会合で演説するオバマ米大統領
関係者の話によると、17日夜から19日未明にかけて、会議の決裂を避けるべく首脳級のぎりぎりの交渉が展開される中、メルケル独首相とサルコジ仏大統領がまず行動を起こし、これに加わった鳩山首相が合意の端緒をたぐり寄せたという。
◆「パニック状態」
「一体どうなっているんだ」
17日夕、コペンハーゲン入りしたメルケル首相とサルコジ大統領は、そろって会場のベラセンターに議長国デンマークのラスムセン首相を訪ね、詰問したという。
COP15は7日の開幕からこの日まで、途上国側がデンマークの議事運営は先進国寄りだと反発、まったく進んでいなかった。最終日18日の首脳級会合までに合意が整っていなければ、失敗に終わる可能性は極めて高い。関係者によると、ラスムセン首相以下デンマーク政府は「パニック状態」だった。17日午後8時からクリスチャンボー城で開かれるデンマーク女王主催の晩餐(ばんさん)会に出席するため、各国首脳は続々と集まっていた。
危機感を持ったメルケル首相は、晩餐会が始まる直前、鳩山首相を「会議の進め方で相談したい」と呼び止め緊急首脳会議の開催を打診。メルケル首相らの危機感は各国首脳に伝播(でんぱ)し、同日中に日米欧と途上国を含む20カ国・地域以上による緊急首脳会議を開くことが決まった。
晩餐会終了から1時間後の午後11時、ベラセンターで会議を始めようとしたところ、中国政府幹部の一人が「なぜ、こんな会議をやるのか」と部屋に怒鳴り込んできたという。
緊急首脳会議は、アフリカ諸国を中心とする途上国のグループ77(G77)&チャイナを率い、これまでの交渉を“支配”してきた中国の対抗軸となりうる。温家宝首相は出席せず、中国政府は事務方がテーブルにつき会議は始まった。
ここでも途上国側が、議事運営は「不透明」で「民主的ではない」などG77&チャイナの従来の主張を繰り返した。
これを受け、鳩山首相が「デッドライン(締め切り)が18日なのは世界中が知っている。まとめられるところまででも合意を作ろう」と発言。サルコジ大統領が、「鳩山首相の言う通りだ。合意を作ろうではないか」とたたみかけた。
スーダン代表は、またもG77&チャイナの主張を繰り返した。各国首脳らは両手を上から下へ振り下ろすジェスチャーで発言を抑えようとした。なおも続けようとするスーダン代表を遮って、クリントン米国務長官が「政治合意を目指すべきだ」と発言、ようやく草案を作ることで合意した。
◆主役は米大統領
18日午前1時。事務レベルで作業に入ったがほとんど進展はなく、午前8時半に再開した首脳級会議に引き継がれるという異例の展開となった。
ここで、会議を動かしたのがオバマ米大統領だ。午前10時、会議に到着したオバマ大統領は、クリントン国務長官らをフル活用して各国の意見を調整。大統領自らも、途上国に対し「ここはこういう意味だ」など内容を逐一、ねばり強く説得して回り、メルケル首相が、自ら一言一句確認しながらつづった草案の最終とりまとめに強いリーダーシップをみせたという。
COP15を舞台に、メルケル、サルコジ両首脳とともに、鳩山首相が国際協調に一定の存在感を発揮したことは間違いない。もっとも、強い意欲を持つ環境分野での鳩山首相のリーダーシップも結局は、最後に主役をさらったオバマ氏や、草案づくりの先頭を切ったメルケル首相の引き立て役にとどまった。(粂博之)
12月28日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
COP15、鳩山首相も一役 決裂回避、独仏の働きかけ後押し
沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題や、25日閣議決定した来年度予算案でのマニフェスト(政権公約)をめぐる迷走ぶりからリーダーシップの欠如もささやかれる鳩山由紀夫首相。しかし、デンマークで18日まで開かれた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)の舞台裏では、土壇場で国際協調を保った「コペンハーゲン協定」のとりまとめに一役買っていたことが分かった。
[フォト]COP15首脳会議の全体会合で演説するオバマ米大統領
関係者の話によると、17日夜から19日未明にかけて、会議の決裂を避けるべく首脳級のぎりぎりの交渉が展開される中、メルケル独首相とサルコジ仏大統領がまず行動を起こし、これに加わった鳩山首相が合意の端緒をたぐり寄せたという。
◆「パニック状態」
「一体どうなっているんだ」
17日夕、コペンハーゲン入りしたメルケル首相とサルコジ大統領は、そろって会場のベラセンターに議長国デンマークのラスムセン首相を訪ね、詰問したという。
COP15は7日の開幕からこの日まで、途上国側がデンマークの議事運営は先進国寄りだと反発、まったく進んでいなかった。最終日18日の首脳級会合までに合意が整っていなければ、失敗に終わる可能性は極めて高い。関係者によると、ラスムセン首相以下デンマーク政府は「パニック状態」だった。17日午後8時からクリスチャンボー城で開かれるデンマーク女王主催の晩餐(ばんさん)会に出席するため、各国首脳は続々と集まっていた。
危機感を持ったメルケル首相は、晩餐会が始まる直前、鳩山首相を「会議の進め方で相談したい」と呼び止め緊急首脳会議の開催を打診。メルケル首相らの危機感は各国首脳に伝播(でんぱ)し、同日中に日米欧と途上国を含む20カ国・地域以上による緊急首脳会議を開くことが決まった。
晩餐会終了から1時間後の午後11時、ベラセンターで会議を始めようとしたところ、中国政府幹部の一人が「なぜ、こんな会議をやるのか」と部屋に怒鳴り込んできたという。
緊急首脳会議は、アフリカ諸国を中心とする途上国のグループ77(G77)&チャイナを率い、これまでの交渉を“支配”してきた中国の対抗軸となりうる。温家宝首相は出席せず、中国政府は事務方がテーブルにつき会議は始まった。
ここでも途上国側が、議事運営は「不透明」で「民主的ではない」などG77&チャイナの従来の主張を繰り返した。
これを受け、鳩山首相が「デッドライン(締め切り)が18日なのは世界中が知っている。まとめられるところまででも合意を作ろう」と発言。サルコジ大統領が、「鳩山首相の言う通りだ。合意を作ろうではないか」とたたみかけた。
スーダン代表は、またもG77&チャイナの主張を繰り返した。各国首脳らは両手を上から下へ振り下ろすジェスチャーで発言を抑えようとした。なおも続けようとするスーダン代表を遮って、クリントン米国務長官が「政治合意を目指すべきだ」と発言、ようやく草案を作ることで合意した。
◆主役は米大統領
18日午前1時。事務レベルで作業に入ったがほとんど進展はなく、午前8時半に再開した首脳級会議に引き継がれるという異例の展開となった。
ここで、会議を動かしたのがオバマ米大統領だ。午前10時、会議に到着したオバマ大統領は、クリントン国務長官らをフル活用して各国の意見を調整。大統領自らも、途上国に対し「ここはこういう意味だ」など内容を逐一、ねばり強く説得して回り、メルケル首相が、自ら一言一句確認しながらつづった草案の最終とりまとめに強いリーダーシップをみせたという。
COP15を舞台に、メルケル、サルコジ両首脳とともに、鳩山首相が国際協調に一定の存在感を発揮したことは間違いない。もっとも、強い意欲を持つ環境分野での鳩山首相のリーダーシップも結局は、最後に主役をさらったオバマ氏や、草案づくりの先頭を切ったメルケル首相の引き立て役にとどまった。(粂博之)
成長の限界
京都議定書の目標は達成可能
便利な環境報告書ポータルサイトがオープン!
第13回環境コミュニケーション大賞
東芝、NECなど+筑波大も連携して省エネLSI開発!
朝日新聞に掲載されました!
京都議定書の目標は達成可能
便利な環境報告書ポータルサイトがオープン!
第13回環境コミュニケーション大賞
東芝、NECなど+筑波大も連携して省エネLSI開発!
朝日新聞に掲載されました!
Posted by 3E cafe プロジェクトチーム at 10:35│Comments(0)
│3E News CAFE